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【フラットルーフ】についてご紹介します。

フラットルーフとは、ほとんど傾斜がなく水平に近い形状の屋根のことを指します。
陸屋根とも呼ばれています。

雨水が流れ落ちるのに必要な屋根の傾きが少ないため、日本の木造建築ではあまり見かけない形でしたが、近年では防水技術の進化で採用されるケースも増えてきています。

★メリット★
・台風による風の被害を防止できる
フラットルーフはほかの種類とは異なり、基本的にフラットな形状になっているため、風の影響を受けにくいことが特徴です。
台風のような強い風が吹くときでも、屋根が破損する心配はほとんどありません。

・フラットルーフ部分を屋上やバルコニーとして活用できる
フラットルーフはほとんどかフラットな形状なので、その部分を屋上やバルコニーとして活用できます。
太陽光パネルを設置する場合は、建物の向きに関わらず最も効率の良い向きと角度で設置することが可能になり省エネを意識した住宅にすることも可能です。

★デメリット★
・水はけが悪い
全体的にフラットな形状なので、勾配がある屋根とは違って、雨や雪などが流れ落ちにくいです。
水はけの悪さが雨漏りに繋がる場合もあるので、防水施工や水はけを考えることが重要です。

・断熱性が低くなる可能性がある
施工方法によっても異なりますが、フラットルーフにすると断熱性能が十分でない場合もあります。
断熱材などしっかり施工されていれば問題ないですが、しっかり施工されていないと、フラットルーフに面する室内が夏は暑く冬は寒くなってしまいます。
デザイン性だけではなく、性能もしっかり確認することをおすすめします。

参考にしてみてください!

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